事業にかける思い

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企業経営支援
マネジメント人材サービスという事業を通じて

 

“会社は社会のためにあり、社会は人のためにある“
・・・・20年後の日本が そうあることを願って


わが国日本は、元来自然の驚異に晒された「脆弱」な国家です。一方、自然が無慈悲な猛威を振るう度に、綿々と連なる「日本人の強さ」を改めて認識させられます。勤勉さ、清貧さ、謙虚さ、繊細さ、真面目さ、潔さ、不屈の精神、団結力。普段は、こうした日本人の個の「強さ」や「まっすぐさ」は、心の奥底に眠っていることが多いのでしょうか。

個の集合体である「社会」にはさまざまな問題が根強く存在しています。社会全体の非効率、強固な既得権益の存在、欠落する幸福感、国際力欠如、他との違いを善としない風潮、頑張っても報われない閉塞感。これらを「弱み」だとすれば、「個の強さ」とその集合体である「社会の弱さ」にはなぜギャップが生じるのでしょうか?企業や組織に目を向けると、その統率力から日本の「組織」は非常に強いと言われています。企業や組織の力が強いのに、その集合体であるはずの「社会」の力が弱い、そこに大きな「カラクリ」があると我々は考えます。総人口の半分を占める「就業人口」のうち7割が中小企業に従事しています( 会社数で言うと400万社中99.7%が中小企業です)。今日まで日本経済を支えてきた中小企業で数多くの「マネジメント人材」が不足している。その多くが人材不足や事業承継難等から、存続の危機に瀕しています。

難関大学を卒業し、安定した大企業や組織に入ることを多くの親が期待しています。多くの子供たちがそのことをひたむきに信じ頑張る。ところが、大きな会社や組織に属した若者たちは、本来の役割を演じる機会を失っていきます。大企業では管理職になるまでに20年もの月日を要し、膨大なエネルギーを費やします。「会社」の論理が強すぎるため、多くの「個」のエネルギーをすり減らし、「社会」全体の力を弱めています。会社論理による昇格競争=熾烈な椅子取りゲームで最後まで勝ち残った者が「経営者」となり、会社論理により線引きされた大多数は徐々に選択肢が狭められ活躍の場を失っていきます。多くの社員が疑問を感じつつも、会社論理に逆らうことはできず、若きころ漲っていたモチベーションは徐々に失われていっているのです。

大企業においては多くの有能な人材が本来の力を発揮する道を見出せず息をひそめており、このことは社会における大きな「損失」と言えます。一方、中小企業では、経営、国際化、組織マネジメント等、広く「人材」を渇望している。本来の「個」の良さ・強さを、「社会」のために発揮する機会を作り、こうしたギャップを埋めたいとこころから思います。

懸命に働く人のベストパートナーとして。頑張る企業のベストパートナーとして。 「頑張れば報われる」シンプルな社会の実現を願って。
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